ちびすけブログ

メガネで白衣で美幼女とか呼ばれたりする指揮官でウマ娘とポケモンのトレーナーでオーナーブリーダーでエンパイアクラブに所属するメイドのブログです。

yamagasi@ちびすけ作成ゴースト配布まとめページへ

yamagashi@ちびすけ作成ゴースト配布まとめページへ


ここからは化学のお話・・・

  • 母親を毒殺しようとした少女の日記

化学者特有の知的探究心と化学物質に対する感覚の麻痺というやつだな
毒について探求していくと、いずれそれを使ってみたくなる。
簡単に言ってしまうと「本当にこの毒で動物は死ぬのだろうか?」という疑問に陥るということ。
そのうち小動物(マウスや雀など)を殺すようになり、だんだんと動物が大型化していく。
道端にカラスや猫の死骸を多く見つけるようになったら要注意だ。
動物に飽きると今度は標的が人間に向くが、大抵はカラスや猫の死骸がたくさん見つかるようになった段階で周りが気付くはずである。
これは「生命を殺めるってどういうことだろう?」という疑問と似ているが、殺人衝動の場合は人が死ぬので一瞬でわかってしまうというか猫の首が真っ二つになっていれば一瞬でわかるだろう。
たとえば高校の化学実験で「硫酸を溶かす際には必ず大量の水に少量の硫酸を少しずつ溶かしていかないといけない」と習ったはず。これは、硫酸という物質は水に溶ける際に多量の熱を放出するのだが、大量の硫酸中に水を1滴たらすとたらした少量の水に対して硫酸が一斉に溶けて大量の熱を発生する。すると水は一瞬にして沸騰する。発生した水蒸気は周りの硫酸を吹き飛ばす=DENGER!!ということなのだ。理論的に考えてもこの結果は明白である。
しかしこれが実際に起こるのかどうなのか試した某予備校のK原先生という人がいた。
結果は予想以上。発生した水蒸気は回りの硫酸はおろかビーカーを木っ端微塵にふっとばし、先生は指導教官にこっぴどくしかられたそうだが、やっぱり化学は実験して何ぼの世界なのである。
また、化学者は危険な物質などわんさかある中で物質の合成を行っているのである。
当然、彼らというか我々の中には「これは危険な物質である」という認識はあるものの、「下手に取り扱わなければ危険ではない」ということになり、使用しているうちにだんだんと「これは危険な物質である」という認識が甘くなってくる。
学生実験を週に2回もやっていると硫酸なんていくらでも使用機会があるわけで、それが手にかかったぐらいではびくともしなくなる。まあ・・・目に入るのは怖いけどな・・・