エーテル粒子ジェネレーター
アースライト社の開発したエーテルを圧縮し粒子化した後に直接噴射する「エーテル粒子推進システム」をアームズテック社が非合法に入手*1。独自に解析し、推進力だけでなく動力としても使えるように改良したもの。
アームズテック社による解析の結果、「エーテル粒子を生成+加速させるのに用いたエネルギー量＜加速したエーテル粒子がタービンを回して得られるエネルギー量」というありえない設定ミス事実が確認され、その理論に基づいて制作された「永久機関もどき」となっている。
なお、上記の事実はタービンを回す際にエーテル粒子自身のエネルギーが損失するも、そのエネルギー消費量が太陽等からエーテルへのエネルギー供給量(もしくはエーテルそのものの供給量)を大きく下回るからではないかと推測されている。
ER-X
上記の「エーテル粒子ジェネレータ」を搭載した、エーテルを直接動力とした初の機兵。
「ER-X」はアームズテック社における「エーテル粒子ジェネレーター」開発プロジェクトに付けられたコードネーム及び機体の形式番号であり本機に正式名称はない。
また、空間に放出されたエーテル粒子を空間固定する技術を同時に開発。これによりエーテル粒子を直接利用したバリヤーを形成したり、剣だけでなく*2ジャベリンや矢といった飛び道具も形成可能となった。
上記の通り(技術的には)ありえない性能を誇る本機であるが、非合法に入手した技術であることから機体を公にできず、量産はされていない。性能試験機としてアームズテック社に残されている1機を除くと4機が存在するらしいが、独自改良のワンオフ機として登録させるなど出所を隠す工夫がなされている。
なお、アームズテック社の技術入手経路が特定されていないためか、EW運営本部はこの事実を黙認している。
