警察は「死因が強姦によるものであった。もしくは強姦後に殺害された。」「計画性があった。」「前科があった。」のどれかを立証できない限りこいつを死刑にできないんだよ。今の刑法では。
遺族はもとより警察と検察はさぞ悔しかったと思う。
逆に、こいつを死刑にすると「セレブ妻バラバラ殺人」の犯人も死刑と言うことになる。殺人と死体損壊遺棄で死刑になるんじゃ死刑連発に・・・
まあ、それでいい気もするけど。
で
その人の罰を決めるのはその人の犯した罪そのものであって理由じゃない。ましてや思想でもない。
「強姦しようと思ったが、できなかった。」のであれば強姦殺人と言う罪には問えないわけだ。
そもそも猟奇的だとかそんな感情論で刑を恐ろしく上げられたらたまったもんじゃない。
まあ、上の「セレブ妻バラバラ殺人」は懲役20年だそうだからそれに比べれば恐ろしく重いよ。
それ以上に
「てめえには死ぬ権利も無い。生きて死ぬ以上の苦しみを味わえ。」ってことなんでしょう。
ともかく、こいつを世論の感情通りに裁くとしたら刑法の改正*1が必要であるということと、その新しく作られたルール通りに裁判が進むと死刑がすごく増えるであろうと言うことだな。
*1:たとえば強姦未遂殺人(強姦をしようとしたが抵抗されたので殺した場合における罪の制定)とか